株式投資の基礎知識

立花証券の特徴やデメリット・評判口コミまとめ

今回は、IPOの穴場的会社とも言われている立花証券について、その特徴や株取引のメリットやデメリットなどを色々と見ていきましょう。

 

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立花証券とは

立花証券は、オンライン取引サービスを2つもっている会社です。

 

オンライン取引サービスのうち1つが、昔から立花証券が運営している「立花証券e支店」、そしてもう一つは平成25年度にリテラ・クレア証券という会社からオンライン株取引部門を事業継承したもので、これが「ストックハウス」というサービスです。

 

このストックハウスの取扱商品の中にIPO(新規公開株)があります。なので、IPO抽選への参加は可能です。立花証券は大手証券会社と比較すると口座数が少ないため、当選確率も高くなります。そのため、立花証券はIPOの穴場会社とも言われています。

 

ではこの立花証券の特徴は何があるのか、見ていきましょう。

 

立花証券の特徴

立花証券は例えばGMOクリック証券などに比べると知名度は低いですが、それでも中堅の証券会社の中では評判がそこそこ良いです。そして立花証券は老舗の証券会社で、昔からのお取引先もたくさんあるため信頼できるネット証券です。

 

それだけでなく、立花証券に新しくできた「ストックハウス」というオンライン取引サービスは利用者からの評判が高く、内容も高機能だと言われています。

例えばストックハウスに登録していれば、業績評価や他社比較などの情報が盛り込まれている「会社四季報」などの様々な情報を無料で見ることができます。

 

このように、顧客に手厚いサービスをそろえている立花証券ですが、ではこの立花証券のメリットは何があるでしょうか。見ていきましょう。

 

立花証券のメリット

1:パソコンに不慣れな場合は電話での注文が可能!

手数料は最低でも5400円と高いのですが、それでもそれに有り余るほどのサービスを受けることができます。特にパソコンが苦手な方々にはとても助かるサービスですよね。

 

また、電話で注文する時に色々と相談することもできるようですので、それを考えると手数料の高さはあまり気にならないという方もいると思いますね。

 

2:IPOをしたい方にはおすすめ!

IPOとはいわゆる新規公開株のことで、上場前の株を抽選により事前に購入することができるということです。

 

このIPOは公募されるのですが、それに当選するためにはやはり幹事会社に口座を持っていることが一番いいのですが、立花証券は時々IPO幹事を引き受けているため、そこの株を持っていれば当選しやすいとも言われています。

 

もう一つ、インターネットからIPO抽選に申し込む場合、大手証券会社から申し込むとその分抽選に当たる確率が下がってしまいます。

しかし、立花証券はそこまで大手ではないので、もちろんIPOに参加する人数は限られてきます。ということは抽選に当たりやすくなるわけです。

そのため、立花証券はIPOの穴場とも言われています。

 

またそれだけでなく、例えば他の証券会社の多くが採用しているIPO抽選方法は、その人の資金量や申込口数に合わせての抽選形式ですが、それに対し立花証券はコンピューターによる自動抽選なのでとても公平なシステムを採用しています。

 

そういった点からも、どんなユーザーにも平等なのでおすすめですね。IPOに挑戦してみたい方はいかがでしょうか。

 

3:会社四季報の最新銘柄レポートが無料で読める!

立花証券ストックハウスの口座を持っている方に限りますが、もし持っていれば会社四季報の最新銘柄レポートを無料で読むことができます。

 

その前に、まず会社四季報の説明をしましょう。

会社四季報というのは皆さんも一度は見たことがあると思いますが、一年のうち4回(3・6・9・12月)東洋経済新聞社出版の上場企業の個別銘柄情報が載っている分厚い本ですね。これを使って銘柄探しや企業情報をチェックしつつ、株式投資をしている方は多いと思います。

 

この四季報は本屋さんで買うとお金がかかるのですが、今はネット証券の口座を持っていれば無料で見られるところも多くあります。

 

しかし、実はこの四季報にはもう一つの種類があるのです。それが、「会社四季報 最新銘柄レポート」なのです。これは、会社四季報は1年に4回発行に対しなんと、一週間ごとに企業情報が更新されるものです。

 

また、過去2冊分の四季報データ、他の銘柄との比較データなど会社四季報には載っていない企業分析情報も載っています。そしてこれは本屋さんには出ておりません。口座を持っていれば会社四季報が無料で見られる証券会社でも見ることはできません。

 

しかし、立花証券では見ることができるのです。このサービスは今のところ、立花証券のみなのです。この会社四季報最新銘柄レポートは一般では手に入らない情報で、かつ、一週間単位で情報が更新されるレアなものなので、株を行なう方にとってはとてもおすすめです。

 

これを見るためだけに口座を持つということも良い方法だと思います。

 

4:振込手数料が無料

立花証券のストックハウスでは、ジャパンネット銀行・ゆうちょ銀行などの様々な大手銀行と提携しているため、即時入金サービスの時に振り込み手数料がかからないという大きなメリットがあります。

 

そのため、手数料を気にすることなく安心して取引ができます。これは良いですね。なお、出金の場合はどの銀行でも手数料は一切かかりません。

 

5:簡単な条件をクリアーすれば無料で利用できるツールがある!

立花証券には、取引をするためにいくつかの有料ツールが存在します。その中に「立花トレードリッチ」というものがあるのですが、これがなんと条件さえクリアーできれば無料で利用できるのです!

 

しかも、その条件というのが「現物株式、信用取引、先物取引、オプション取引の月間の手数料合計が1,000円以上」であることだけです。これは、月に何回か株式投資を行なえばそれだけでもう条件達成となり、無料で利用できることになります。

 

これはかなりお得ですね。

 

それでは、立花証券のデメリットは何があるのか、見ていきましょう。

 

立花証券のデメリット

立花証券のデメリットは以下のようなものがあります。

 

1:ホームページがシンプル過ぎて情報量が少ない

基本的に立花証券は初心者に向けての情報発信は行なっていないので、ホームページを見ても初心者が情報を得ることは難しいです。

 

また、オンライン取引サービスでは「立花証券e支店」というページで行なっていますが、ここではあくまでも「オンライン取引」のみで、例えば株価情報などのリアルタイムで情報を分析するツールなどはありません。

 

そのため、立花証券のみでオンライン取引をすることは難しいです。しかし、もう一つのオンライン取引サービスでもある「立花証券ストックハウス」では、スマホ向けのツールなど様々なツールが充実しています。

 

これはユーザーの好みに合わせて使い分けていければ良いでしょう。他には取り立てて目立ったデメリットはありませんでした。

 

それでは最後に、立花証券の口コミなどを見ていきましょう。どんなものがあるのでしょうか。

 

立花証券の口コミ・評判

  • 余計な営業電話がなく勧誘もしつこくない
  • 少額取引の客もおろそかにしない
  • 手数料が安い
  • オンライン取引ツールが分かりづらい
  • 電話注文の時の手数料が高すぎる

 

などでした。

全体的にまとめると、しつこい勧誘電話がなく快適のようですね。また、少額取引のお客さんでもおろそかにしないというのはポイントが高いです。オンライン取引ツールが分かりづらいとの声もありましたが、これはおそらく立花証券e支店のことかと思われます。

 

これはやはり中級レベルの方々を対象にしていることと、また、スマホでの取引ツール(ストックハウス)の方でスマホなどの取引ツールを取り入れていることから、分かりやすいツールを使いたい場合はストックハウスの方を登録してみると良いでしょうね。

 

まとめ

今まで立花証券について色々とまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

全体的に、立花証券はあまり有名な会社ではありませんが、その分顧客を一人一人丁寧にしているというのが伝わってきますね。また、IPOをしてみたい方々にとってはかなり狙い目の会社だとも言えます。

 

それでは、今回はここまでです。ありがとうございました。

 

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