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株式投資の基礎知識

おすすめネット証券会社比較 ~取引の時間・種類、資金で見てみよう!

このサイトでは、以下の4つの証券会社を紹介して来ました。

SBI証券

マネックス証券

楽天証券

カブドットコム証券

 

ご自身の環境によると思いますが、ここでは

「デイトレード向けはどこ?」
「新規公開株(IPO)投資は?」
「初めての人向けは?」
「少額投資向けは?」
「夜間取引(PTS)は?」

という尺度で上記証券会社を比較し、主観ではありますが私なりの考えを書いていきたいと思います。

 ※ ここにある情報は2015年12月時点のものです。

 

取引の時間や間隔、取引の種類、投資資金は人それぞれです。それによって基準は当然変わって来ます。自分に適した証券会社はどこでしょうか?

 

それでは、いってみましょう!

 

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デイトレード向けなのはどこ?

デイトレードのつもりでも、含み損になってまだ許容範囲内だからと保有を続けることにして、それが数日~数か月(または一年)まで保有し続けることになるなら、実際のところ大差はありません。

 

そのような場合やはじめから中長期保有目的などで、頻繁に取引せずにゆっくり構えるなら、手数料については証券会社間での違いが累積によって大きくなることもないでしょう。

 

それさえも無駄を省きたいは勿論、値動きが激しい銘柄のスキャルピングやデイトレードを本格的にしたいということでしたら、『おすすめネット証券会社比較 ~ 手数料とツールを見てみよう!』で紹介したように1回の取引ごとにかかる手数料で言えばSBI証券かカブドットコム証券になります。

 

 

デイトレードは取引回数が多くなりますから一回の注文を出来るだけ理想通りに・確実にしたいですよね(これは時間を掛けて取引をする場合にも言えることですが)?!注文方法の多彩さはそれを助けてくれます。

 

おすすめネット証券会社比較 ~ 注文方法で見てみよう!』で紹介した注文方法を見るなら多彩さについてはどこもそれなりの注文方法を使えますが、ネックは「反対売買注文の有無」になります。

 

指値注文を入れる手間さえ省きたいという状況を除いては、大体が指値注文だと思います。そしてその際は約定しそうな値段を指定すると思います。

 

最初の注文が約定してから反対注文を入れる場合は、「約定がいつになるか分からない」・「約定した時に反対注文を入れられる時間的・場所的余裕があるか分からない」というリスクが常にあります。専業のトレーダーならまだしも、特にサラリーマンにとってはこのリスクは必ずあることでしょう。

 

反対売買注文も出来るのなら、最初の注文の時に一緒に反対売買も注文出来ますからこのリスクをなくせます。反対注文の手間も惜しまないなら全て使えますが、惜しむならSBI証券・と楽天証券は消えます。

 

このリスクは潰すべきですからマネックス証券とカブドットコム証券になります。

 

上記の手数料、注文方法、そして『おすすめネット証券会社比較 ~ 手数料とツールを見てみよう!』で紹介したシステムの安定性から見ればカブドットコム証券になります。

 

尚、一回毎の取引で見るのではなく、手数料が「一日の約定代金合計に基づいた定額制(定率制)」というものもあります。

 

約定代金とは何かというと、約定が(株式用語で)「取引成立」を意味しますので「(取引が成立した)株価×(取引が成立した)株数」が約定代金となります。株価1000円 の銘柄を100株購入した場合の約定代金は10万円となります。

 

この約定代金の一日の合計に応じて手数料を決めようという料金体系があるのです。約定代金合計が一定範囲内であれば売買回数に関係なく定額(定率)の手数料となるわけです。

 

 

一日の約定代金の合計

10万円以内

30万円以内

50万円以内

100万円以内

200万円以内

SBI証券

96円

286円

429円

762円

1,562円

マネックス証券

支払回数に応じて割引はありますが基本的に300万円まで 2,500円

楽天証券

429円

858円

2,000円

カブドットコム証券

カブドットコム証券はこのような料金体系を持っていません

 

こちらの料金体系で見ると、そもそもこのような料金体系をもっていないカブドットコム証券は消えますが、それ以外の証券会社は上記のような体系になっています。合計で見る料金体系でない普通の手数料体系は一回当たりの手数料です。買う時も売る時もそれぞれ「一回」です。

 

SBI証券でさえ普通の手数料体系だと10万円までなら一回当たり139円です。4万円の約定代金の取引を二回するなら合計額で見る手数料体系の方が良いわけです。

 

反対に、マネックス証券のように全てが同じ料金、もしくは楽天証券のように50万円までは一律の場合、損をする場合があります。

 

例えば楽天証券だと一回当たりの約定代金での取引の場合は10万円以上20万円未満の取引は185円/回であり、それを二回行えば370円ですが合計額で見る手数料だと429円になります。

 

旨味があるのはSBI証券になりますが、ご自身の取引スタイルと照らし合わせることが大切です。

 

約定代金は株価と株式数で決まります。一株買うとしても株価が高いなら約定代金は当然高いし株価が低くても単元が多めだと同じく高くなります。このようにどの銘柄を買うかによって変わるし、一日の頻度によっても変わります。

 

SBI証券に軍配が上がりますが、システムの不安定性が残ります。手数料が安いということが良い証券会社だとは必ずしも言えません。ご自身のトレードスタイルを見定めるためにも、そしてSBI証券を実際に肌で感じるためにも、証券会社の口座は複数開設しても問題ないのでカブドットコム証券で取引しながらSBI証券を様子見しておき、問題ないようならSBI証券に資金を一定程度分散してトレードするのも良いでしょう。

 

新規公開株(IPO)投資

 

取扱数

口座数

抽選方法

総合評価

SBI証券

60社以上

300万以上

70%:完全抽選(資金)
30%:IPOチャレンジP

店頭配分あり

マネックス証券

30社以上

90万以上

100%:完全平等抽選

楽天証券

10社以下

140万以上

100%:完全抽選(資金)

カブドットコム証券

10社以上

90万以上

100%:完全平等抽選

 

IPOについては『リスクが低い!?話題の新規公開株(IPO)ってなに?』で詳細を解説していますのでここでは純粋にIPOのやりやすさのみを書きますね。

 

取扱数が少なければ意味がありません(狙ったものがあれば別ですが)。口座数が多ければそれだけライバルが多くなります。抽選方法は「完全平等抽選 > 完全抽選」です。

 

「IPOチャレンジP」とあるのは「IPOチャレンジポイント」のことで、SBI証券独自の仕組みです。SBI証券では、IPOを申し込んで落選するとこのポイントが貯まります。

 

次回IPO申込時にこのポイントを1ポイント単位で使うことが出来、全体の30%はこのポイント数の多い人から順番に配分されます。この30%分は抽選ではなく完全に多い順です。

 

SBI証券については、確かにこのポイントは大変お得で、30%は純粋にポイントを多く持っている人から選ばれます。

 

しかしこのポイント自体、「落選の積み重ね」で累積していくので落選分を無駄にはしたくないという時はお得ですが、残りの70%が資金力次第の完全抽選なので落選した人の中にもそれなりの額を投じた人もいることになり、落選分を活かせるというのは「無駄にはならない」という意味では正しいですが、この30%に入るにはそれなりに積み重ねないと意味がなく、口座数も多いことからSBI証券は「○」としました。

 

楽天証券は取り扱いはあるにはあるので「×」ではありませんが、圧倒的に少なく、狙ったものであれば良いかも知れませんがそういうものがほとんどないと思いますので「△」としました。取り扱っているものが「万人が応募したいと思えるものとは思えない」からです。

 

カブドットコム証券は完全平等抽選で口座数も多いわけではないので良いには良いのですが取扱数が少ないので「○」としました。

 

マネックス証券は取扱数もそれなりにあり、ライバルも多くなく完全平等抽選なので「◎」ということになります。

 

IPOだけでいうなら、マネックス証券となりますね。

 

初めて&少額投資向けは?

株式投資が初めてということであれば、手数料の面、システムの安定性、(ツールを使わず)Webで取引、注文方法、これらを総合的に見て、カブドットコム証券になります。

 

これは『おすすめネット証券会社比較 ~ 手数料とツールを見てみよう!』・『おすすめネット証券会社比較 ~ 注文方法で見てみよう!』で詳しく書いています。

 

株式ミニ投資というものがあります。ミニ株とも言われます。

 

これは通常の取引より少ない金額で株取引をはじめられるサービスで、決められた単元数以下でも株取引をすることが出来ます。

 

単元とは株式取引で売買される売買単位のことを意味し、(一定のルールをクリアすれば)企業が自由に決めることが出来、通常は1単元の株数は銘柄によって異なります。1株・100株・1,000株が一般的です。

 

株価1000円の株があったとして、通常の取引では1単元が1000株だとします。

 

100万円(1000株単位)が必要なところ、この株式ミニ投資を利用することでたったの1株だけでも取引が出来、この場合は1000円から投資をはじめられることになります。

 

名称は証券会社によって異なります。

 

 

サービス名称

手数料

取扱銘柄数

配当

優待

SBI証券

S株

最低50円~

約条代金×0.5%

約3200銘柄

マネックス証券

ワン株

最低48円~

約条代金×0.5%

 

カブドットコム証券

プチ株

最低100円~

1万円毎に67円追加

 

楽天証券は対応していません。

 

「最初は練習用として利用する」という目的なら、将来的には普通の(ミニ株でない)投資をすることになりますので、(ミニ株での大きな差はないので)それを基準に選んでも良いと思います。

 

夜間取引(PTS)は?

現在、夜間取引に対応しているのはSBI証券のみです。

 

他が対応していないのでここではSBI証券一択となりますね。

 

まとめ

デイトレードや初心者向けに関しては、それだけを基準にするならば「ここだ!」というものはありません。それ以外の要素を勘案して結論を出しました。

 

それ以外は良し悪しや「ここしか出来ない」ということで結論を出しました。

 

あなたの出した結論と私の結論が違っても全然おかしくありません。時間や投資をする対象、資金が異なるわけですから当たり前のことなのですね。

 

深追いし過ぎては中々証券会社を選び切れません。かと言って思慮浅薄で決めてしまうのも良くありません。……でも「知らないことを知る」のは不可能です。ある程度の材料を基に決めないと袋小路に入ってしまいます。

 

この記事があなたへの、そんな判断材料となって、ご自身で更に色々調べたりすることにより、ベストな証券会社を選ばれることを祈っています。

 

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