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株式投資の基礎知識

始めよう!株のオンライントレードのメリットとデメリット

証券会社に口座を開設したので取引をしよう、まだ開設する前でもゆくゆくは開設して取引をしようという段階なら、最終的には証券会社の口座にログインして売買をすることになります。

 

ネット経由で注文を出すので、こういった売買、つまりあなたの投資行動は「オンライントレード」となりますね?!

 

結論的にはオンライントレードをするしかないとは思いますが、改めてオンライントレード自体に焦点を当て、そのメリットとデメリットを考察してみたいと思います。

 

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オンライントレードの歴史

アメリカでは1792年(1972年ではないですよ!)に、証券ブローカーが徴収する最低限の手数料が取り決められ、その際一切の割引を行わないことを約束した「すずかけの木協定」というものが出来、それ以来固定手数料制度がずっと続き、この協定は長い間株式市場の最も基本的なルールのひとつとなっていました。

 

1975年5月1日のメーデーで手数料は自由化されました。

 

それまでは手数料は固定されていたので証券会社同士の競争は余りありませんでしたが、手数料が自由化されることによって競争は激化しました。手数料の安さは勿論、多彩な注文方法など、各社が独自色を打ち出して来たのです。

 

そして1990年代に入るとPCが普及した上でインターネットも広まるようになり、ここにオンライントレードは産声を上げることになったのですね。

 

日本で言えば、1999年10月から株式委託手数料が完全自由化され、オンライントレードが登場する下地になりました。ブロードバンドの普及によって今は誰でもパソコンや携帯端末で気軽に、そして快適にオンライントレードが出来るようになったのです。

 

デメリット

先にデメリットからお話します。

 

自己責任

これは何もオンライントレードでなくても言えることなのですが、「個々の売買の損益は完全に自己責任」ということです。

 

他の財テクと違って株式投資は高いリターンが望めますが、それは一歩間違えれば同じ額だけ損失を被ることにも繋がるわけです。

 

そうならないために自身で勉強し、より多くの情報に接してそれを収集・分析しなければなりません。

 

そういうことをして実際の売買をするわけですが、こういうことをしても負ける時は負けます。何もしなくて負けるよりは良いですが、「毎回必ず勝てる」方法なんてないのです(あれば誰かが億万長者になっているでしょう)。

 

「何もしないで勝つ」こともあるでしょうけど、それはビギナーズラックというものであって、それで次からも順調にいくというわけではなく、むしろきちんと情報収集して学んだことを尺度にして分析した方が上手くいくのですね。

 

情報やアドバイス

手数料完全自由化によって競争が始まったと冒頭で書きました。

 

手数料を安くする分、当然証券会社は人員のカットをします。トレードが出来る下地だけを用意して「あとはあなたが買うなり売るなりして下さいね」というわけです。

 

そうすると、当然証券会社の人からのアドバイスを受けられなかったりします。

 

どういう銘柄を選ぶべきか、(その)銘柄の売買のタイミングはどうなのか、そういうことを教えてもらえないのです。

 

「自己責任」の部分で話しましたが、こういった提供されるであろう情報も自分で集め、それによってどの銘柄がお得かとか売買のタイミングはどうだとかということは全て自分でやらないといけないのです。

 

ですが、正直に言えば、証券会社の人と言っても、それは営業の人です。本当の意味での「投資のプロ」ではありません。

 

これからあなたがトレードをしていけば分かりますが、色々な証券会社の人が分析結果や動向を方々で伝えていますが、当たることの方が少ないです。

 

そして、「そういう人から色々教えてもらっても、最終的には自分で売買し、その損益は全部自分の責任」であることに変わりはありません。

 

私は、どうせ自己責任なんだから、「自分で何もせず他人任せで売買して自分のお金を減らす」よりも、どうせ減らすなら「自分できちんと学んで自分が納得した売買でお金を減らす」方が断然良いと思うのです。

 

そうでしょう?投資信託ならまだしも、証券会社の人は何かを教えることによってお金をもらうわけでもなく、顧客である投資家のお金を増やすことが職務ではないからです。 ご自身の大切なお金を、右も左も分からずに言いなりで動かせますかということです。

 

仮にアドバイスをもらっても、最終的にどうするかの判断で多少は学ぶのでしたら、最初から自分で学んだ方がお利口ではないですか?裏を返せば、「アドバイスに振り回されないというメリットにもなる」わけですから……。

 

今はネットで検索すれば膨大な情報にすぐに接することが出来ます。最初は何が重要で何がそうでないかを峻別出来ないでしょうが、そういったことはあなたが「生きたお金を運用する」わけですから、必死に、そして自然と身に付いて来ます。

 

実際問題として、言う通りに売買して多くの損失を出したという人はそれなりにいるんですね。オンラインであろうとなかろうと、株式投資で成功したいのならきちんと学んできちんと情報収集しなければいけません。

 

「自分の身は自分で守れ」ではないですが、「自分のお金は自分で守り、自分で増やす」ことが大事です。

 

操作ミス

これはどれだけ注意してもやらかしてしまうことがあります。

現物投資だと最初は買いの局面しかありませんからまだ良いとしても、FXなどで買いで入ろうと思っていたのに売りで入ってしまったとかはそれなりにあります。

 

最初の注文だけでなく、利益なり損失なりを確定しようと決済する時も、数字を間違えたりとか案外してしまうんですね。

 

ある程度、パソコンや携帯端末を使えるようにしておきましょう。そしてそれでもミスをしますから、慌てず、きちんと確認して指示を出すことを忘れないように心掛けましょうね!

 

操作ミスをしても、それはあなたのミスです。もしこれを許してしまえば「(本当はミスではないのに)ミスでした」と許されてしまいます。許されるのなら、なかったことにしたい人がどんどん押し寄せます。

 

それは困るので「操作ミスであろうと関係ない!注文は注文!」と片付けられるので、あなたの指示はなかったことに出来ないのです。してしまったことをあれこれ考えるより、もう諦めて、自分の指示をこれからどうするかをきちんと考えることにしましょう。

 

注文は、必ず「これでよろしいですか?」といった感じで証券会社からサイト上・アプリ上で確認を促します。

 

取り返しのつかないことになる前に、操作にミスはないか、指示を確定させる前の確認で本当にこれで良いかきちんとチェックする習慣を付けましょうね!

 

システムの安定性の問題

このサイトでは口を酸っぱくして言い続けていますが、証券会社のシステムは常に完璧とは決して言えません。システムが不安定になれば、当然その影響を受けることになります(『証券会社の選び方!初心者が気をつけたい7つのポイント』で詳しく書いています)。

 

オンライントレードは、ネット上でシステムに指示を出す以上、このシステムの安定性の問題はオンライントレードを行う上で常に考慮しなくてはいけません。そういうこともある、システムは常に完全ではないということを受け入れた上で、出来るだけ安定稼働する証券会社を選びましょうね!

 

そしてシステムに指示を伝えるのはあなたのパソコンなり携帯端末です。パソコンや携帯端末が壊れていたり故障していれば、指示すら出したり伝えたり出来ません。

 

これらが問題なくてもインターネット回線がダメなら同じことです。こういうことにも留意しておきましょうね!

 

メリット

デメリットの反対と捉えれば良いですね。

 

情報量

誰かに振り回されず、ネット上の膨大な情報を自分で自由自在に取捨選択しながらインプット出来るということです。

 

インターネットは利用する全ての人のものでもあり、昔は限られた人しか知りえない情報も、それを誰かが発信していれば見ることは出来ます。そして発信することも「誰もが出来る」ことなのです(このサイトもそうですよね?!)。

 

コミュニティも沢山あるので、掲示板やSNSで質問したり議論したり出来ます。

そういうことを通してインプットとアウトプットを多くしましょう。

 

他にもあります。

 

時間と場所の自由

仕事として売買している機関投資家と違い、あなたが投資をしているとしても、ノルマはありません。売買し続けなければいけないということはないのです。忙しい時は勿論やらなくて良いし、時間がある時も「入り辛いな」と思う時は無理に売買しなくて良いのです。

 

「休むも相場」という相場格言があります。無理して売買することはありません。結果それで損失を出さずに済めばあなたのお金は守られ、勝っていたとしても「負けたわけではない」のです。

 

場所にしたって、ネットに繋げられる場所であれば、どこでもアクセスして売買出来ます。

 

時間のないサラリーマンでも出来る!手軽さと正確さを兼ね備えた株式投資法』では、時間と場所に制限があるサラリーマンが効率良く、自分の狙い通りに売買出来るようにする方法を紹介しています。

 

まとめ

実際問題、昔の「電話での注文」をするとなると、それだけでかなりのお金が掛かります。だから、そもそも論としてオンライントレード以外に選択肢はないと考えた方が賢明ではあります。

 

だって、電話注文でも結局は自己責任ですから。利益が出ても相殺しないといけない、損失が出ればさらに損失は増えるわけですから、避けたいでしょう?

 

証券会社主催のセミナーに参加するのは良いです。でもそういうのも、証券会社が例えばYouTubeなどで自社のチャンネルを持っていて無料で見れることも多いのです。

 

オンライントレードをするとして、多くの情報を知り、学び、その上で分析する、システムが常に完璧でないことに留意しながら個々の操作をミスがないように行う、この繰り返しによってあなたは投資家として自らを鍛えていくのです。

 

 

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