海外版2chと言われる4chanから生まれた仮想通貨、「ペペキャッシュ(PEPECASH)」。2chから生まれた「モナコイン」が高騰したことから、今後ペペキャッシュも値上がりするのではないかと期待されています。今回は、ペペキャッシュについて解説します。
仮想通貨ペペキャッシュの基本的な情報
ペペキャッシュは、「Book of Orbs」というアプリで「レアペペカード(pepecard)」を売買するために使用されます。カエルをモチーフにしたレアペペカードは、マンガ調から絵画調まで様々な種類があります。熱狂的なファンも多いレアペペカードは、数十万~数百万で取り引きされることもあります。買うだけでなく、自分で作って売ることもできます。
海外版モナコインと言われる仮想通貨である
2chから生まれたモナコインは、日本国内初の仮想通貨です。モナコインは作られた当初、数十円ほどの安値で取り引きされていました。ところが、大手取引所「ビットフライヤー(bitFlyer)」で取り扱われるようになったとたん、700円を超える高値を記録しました。「海外版モナコイン」と称されるペペキャッシュも、同じように高騰する可能性があると指摘されています。
海外の2chと言われる4chanが発祥のトークンです!
ペペキャッシュは、4chanが発祥のトークンです。4chanから生み出されたキャラクター「ペペ」をモチーフにした、レアペペカードを売買するために使われるデジタルトークンと言えます。レアペペカードは高額のものになると、数百万円で売買されることもあります。
発行枚数は7億枚!
英語圏を対象にした4chanは世界的に有名な掲示板で、ペペキャッシュの総発行枚数は7億枚にものぼります。なお、4chanはクリストファー・プール氏が創設しました。しかし、たびたびサーバーダウンが発生したため、現在は2chの創設者である西村博之氏が管理人をしています。
仮想通貨ペペキャッシュの特徴について
ビットコインなどの仮想通貨は、投機目的で売買されることが多くあります。そのため、実際の需要を超えた価格になることもあります。しかし、ペペキャッシュは根強いファンがいるレアペペカードの売買に使われるため、ある程度安定した需要があります。ペペキャッシュは、かなり特殊な仮想通貨と言えるでしょう。
Book of Orbsのアプリ内でpepecardの購入に使う
ペペキャッシュは、レアペペカードの購入に使われます。レアペペカードは、Book of Orbsというアプリで購入することができます。購入するだけでなく、自作のカードを販売することもできます。思わぬ高値がつくこともあるので、絵心のある方は挑戦してみても楽しいでしょう。
カウンターパーティのXCPをもとに作られたトークン
ペペキャッシュは、ビットコインのブロックチェーンを利用した「カウンターパーティ」を用いて作られています。ペペキャッシュは、ビットコインのシステムを利用して作られた仮想通貨のため、使用するときはビットコインも必要です。
日本金融庁の仮想通貨扱いコインに認可されている
2017年に資金決済法が改正されたため、仮想通貨を取り扱う取引所は金融庁に認可を受ける必要があります。金融庁の認可を受けた取引所が扱っている仮想通貨のことを、「ホワイトリスト入りしたコイン」と呼ばれています。ホワイトリスト入りしたコインは、比較的安全性が高いと言われています。ビットコインやイーサリアムなどが、ホワイトリスト入りしています。
仮想通貨ペペキャッシュの将来性について
ペペキャッシュは、どの程度の将来性を秘めているのでしょうか?現在の価格は、比較的安定しています。しかし今後の状況次第では、モナコインのように高騰する可能性があります。また、レアペペカードを使ったオンライントレーディングゲームの開発も進められています。根強いファンがいるレアペペカードを使ったゲームが、ポケモンや遊戯王のように世界的にヒットして高騰する可能性もあります。
扱われる取引所が増えれば価格高騰の可能性が高い
ペペキャッシュは、取り扱っている取引所が少ない仮想通貨です。日本の仮想通貨取引所では、「ザイフ(Zaif)」のみが取り扱っています。海外では、カナダの取引所「タックスエクスチェンジ(Tux exchange)」が取り扱っています。今後、取り扱う取引所が増えれば、価格が高騰する可能性があります。
モナコインの価格が高騰するとつられて上昇する可能性がある
海外版2chと言われる4chanから生まれたペペキャッシュは、海外版モナコインと言われています。そのため、モナコインの価格がさらに高騰すれば、同じように高騰するのではないかという期待感から値上がりする可能性があります。
15円を超えたあたりから価格が安定している
ペペキャッシュは、2017年の終わりごろ、一時30円近くまで高騰しました。現在は、2~3円前後で安定しています。仮想通貨のハッキングなどが発生すると、あおりで値下がりしたりするので、仮想通貨の時事ニュースをチェックして売買すると良いかもしれません。
日本の大手取引所へ上場した時に暴騰の可能性がある
数十円ほどの安値で取り引きされていたモナコインは、ビットフライヤーで取り扱われるようになったとたん700円に暴騰しました。モナコインと似た性質を持つペペキャッシュも、日本の大手取引所へ上場した時に暴騰する可能性があります。
仮想通貨ペペキャッシュの取引ができる取引所
ペペキャッシュを取り扱っている取引所は、日本ではザイフのみです。ザイフの場合、何かあったとき日本語でサポートしてもらえるため安心です。また、セキュリティに力を入れているという点でも安心です。タックスエクスチェンジでもペペキャッシュを扱っていますが、海外サイトなので英語で対応する必要があります。
Zaif
ペペキャッシュを取り扱っている日本で唯一の取引所です。毎月一定の金額を自動的に引き落として仮想通貨を購入する、「Zaifコイン積立」などのサービスもあります。日本の取引所のため、日本語でやり取りできるところが魅力です。また、「セキュリティ専門家の雇用」「外部セキュリティ対策・監査サービスの利用」など、セキュリティにも力を入れています。
Tux exchange
2016年カナダに設立された、新しい取引所です。設立して間もないこともあり、取引量はそれほど多くありません。また、取り引きサイトは英語表記です。かなり英語が得意で、仮想通貨取り引きに使われる単語も堪能な方でないと、トラブルになる可能性があります。
仮想通貨ペペキャッシュのまとめ
現在、ペペキャッシュは、レアペペカードの購入に用途が限定されています。しかし今後、モナコインのようにビットコインモールなどで使えるようになれば、価格が高騰する可能性があります。また、レアペペカードを使ったオンラインゲームのヒットで、値上がりする可能性もあります。安い価格で安定している今のうちに、いくらか投資しておいても良いかもしれませんね。