仮想通貨取引所ビットフライヤー(bitFlyer)とは
「仮想通貨?」「ビットフライヤー?」最近よく耳にするけれどなんだかよくわからないって方は多いようです。もちろん興味を持つ方もいらっしゃるようですが、多くの方が詳しく知らないまま生活を送っているようです。
たしかに難しいイメージが強くなかなか手を出しにくいのが本音です。でも今後は今以上に仮想通貨への情報が増えることは間違いありません。その情報と共に利用する人も増え沢山の人から注目を集める存在になっていくでしょう。
そもそも仮想通貨とはオンライン上で存在する価値のある電子データのことで、いわゆるインターネットで使えるお金です。特徴としては普段私たちが使用している紙幣や硬貨ののように実物として存在しないことです。
主な使用方法はインターネットでの商品の売買をするさいの送金で、どんなに遠くの相手でも早く簡単に行うことが可能です。そしてこの取引をより効率よく行うには仮想通貨取引所と呼ばれる会社で口座を開設し、売り手と買い手を探す仲介役になってもらいます。
取引所を通さないでやり取りをすることも可能ですが、やり取りをする相手を探すところから相当な時間と手間がかかってしまいます。圧倒的な効率の良さから多くの人が取引所で口座を開設しています。
そんな仮想通貨取引所を日本で一番最初に設立されたのがビットフライヤー(bitFlyer)です。そして数々の大手企業からの出資で資本金として41億円という莫大な額をあげています。
大手企業からの出資とセキュリティの信頼性から取引量と共にユーザー数が日本一を誇る大手仮想通貨取引所です。
ビットフライヤー(bitFlyer)で取引できる仮想通貨は?
日本初の歴史と利用者ナンバーワンの肩書をもつビットフライヤー(bitFlyer)は現在7種類の仮想通貨の利用が可能です。それらはオンラインゲームで使用する仮想通貨とは使い方も使用目的も変わってきます。
オンラインゲームを経験したことがある方ならキャラクターの強化のためにアイテムを購入するために課金ができるサービスを知っていると思います。さらに最近では連絡のやり取りの手段として最も活用されている携帯アプリのlineではスタンプの購入ができます。
これらはゲームやコミュニティの企業が運営しているサービスでありその目的のためだけに使用が可能な仮想通貨です。
一方こちらで紹介する仮想通貨はそれらとは全く違う目的で作られた仮想通貨です。それらの目的や特徴も含めご紹介していきます。
ビットコイン
現在1000種類以上ある仮想通貨の中でNo1の時価総額を誇るのがビットコインです。いま世界で一番有名な仮想通貨ともいえるでしょう。
もともとビットコインは正体不明の「サトシ・ナカモト」という人物が2008年に発表した論文をもとに、その内容に興味をもった世界中のエンジニアにより作られました。
そしてビットコインの核ともなるブロックチェーンという技術とともにビットコインという仮想通貨が開発されたのです。単位は円やドルのように1BTC(ビーティーシー)で表します。
その特徴としては特定の管理組織による管理がなく円やドルとは違い発行上限額が2100万BTCと決められていることです。上限額が決められているのには一定期間お金の価値が下がってしまうインフレを抑える仕組みがあるようです。
そして銀行などの管理組織を持たなくとも利用者が安心してお金のやり取りができるのはブロックチェーンという技術によるものです。この技術は取引内容のデータを記録して鎖のようにつないでいきます。
そしてつながれたデータは世界中の誰もが見れるようになっています。例え不正行為をしてもみんなにわかってしまうような仕組みになっているのです。このブロックチェーンの仕組みにより誰かに管理されていなくとも安心して利用できるビットコインが成り立つのです。
そして遠くの相手でも簡単に早く安く安全に送金でき世界中とのやり取りを効率よく円滑にしてくれます。さらに利用者に嬉しいのがマイニングが出来ることです。
このマイニングとは取引データの追記作業を手伝うことで支払われる報酬です。この報酬が新たに発行されるビットコインで支払われることから採掘作業と例えられています。
関連記事:仮想通貨ビットコインはまだイケる?これからの予想と可能性を解説!
イーサリアム
イーサリアムはビットコインに続いて時価総額の大きい仮想通貨です。単位は1ETH(イーサ)で表すことが出来ます。1年で価格を40倍までに引き上げたことから投資家からの注目を集めている仮想通貨です。
イーサリアムは2014年にスイスで設立された団体により資金の管理をおこない「ETH DEV」といわれる開発者を初め現在では世界中に存在する開発者たちにより進められている開発です。そして現在もまだ完成形ではないことからアップデートに期待がされています。
そしてイーサリアムの最大に特徴が仮想通貨というよりもシステムという存在だということです。これはイーサリアムが作られた目的がだれでも分散型アプリケーションを作ることができるシステムの実現のためだからです。
このシステムはプラットフォームと言います。通貨をやり取りする仕組みをユーザーが自由にプログラムできる仕組みになっています。そしてこの技術を土台にスマートコントラストという取引履歴に加え自動的に契約を実行し保存する技術も備わっています。
そしてこのスマートコントラストはブロックチェーンを活用することで成り立っています。つまりイーサリアムはビットコイン以上の役割をはたしてくれる技術が備わっています。
関連記事:仮想通貨イーサリアムの将来性は?価格推移から見る今後の予想
モナコイン
モナコインとは2014年の元旦に始まった日本産の仮想通貨で単位は「1MONA」で表すことができます。有名なアスキーアートのキャラクター「モナー」( ´∀`)がモチーフにされている可愛らしいアイコンが特徴です。
2ちゃんねるの掲示板から生まれた仮想通貨でたくさんの仮想通貨の中では日常で使用できることの実用性の高さから使用者が増えています。
そして2ちゃんねるという強いコミュニティから生まれたからこそコミュニティを主体にしている仮想通貨です。秋葉原で大きな普及イベントを行なったり、秋葉原のパソコンショップやカフェでは「モナ払い」に対応している店舗が増えています。
イベント活動も積極的に行っているので今後は国内だけではなく海外での知名度の上昇も注目です。
リスク
リスク(Lisk)とはスイスの会社が開発している仮想通貨で日本でも人気を集めています。イーサリアムと同様に取引を自動的に実行し記録するスマートコントラクトという技術を使用しています。
そしてブロックチェーンの不具合に対処しやすいよう「サイドチェーン」という技術が含まれています。メインのブロックチェーンは不具合がおきてしまうと対応に時間がかかりますがサイドチェーンをコントロールしてメインに影響しないよう対処することが可能です。
そしてビットコインのマイニングに変わりフォージングをすることが可能です。これはコインの保有者で投票をおこない選ばれた人にリスクのコインを配布する仕組みです。例えると選挙のようなものです。
ビットフライヤーで扱えるようになって価格が高騰したリスクに今後も注目です。
関連記事:仮想通貨リスクのアップデートで何が変わった?今後の予想と可能性
ビットコインキャッシュ
名前からわかるようにビットコインから分岐して生まれた仮想通貨です。ビットコインが価格の上昇と取引量の増量によりブロックサイズという情報処理能力が限度に急接近してしまい問題になりました。それにより取引に時間がかかったり手数料が高くなるのを防ぐためビットコインキャッシュが誕生しました。
そして大きな違いが問題になったブロックサイズです。データの処理容量はビットコインより最低8倍は処理できるように引き上げてあります。さらにビットコインより安い手数料での送受金が可能です。
ビットコインと共に価格上昇が期待されている仮想通貨です。
ライトコイン
ライトコインとはビットコインを金としたときに銀の存在になるよう開発された仮想通貨です。基本的な仕組みはビットコインと同じです。ビットコインの発行総量は2100万枚なのに比べライトコインは4倍の8400万枚ということからビットコインよりは希少性が低いです。
そして違いとしてはマイニングがビットコインより簡単であったり送金スピードがビットコインよりも早いことです。さらにこのライトコインを開発した中国人のチャーリー・リーという人物は今度もライトコインの開発に専念するよう語っています。
これから性能が上がるにつれ価格が上昇する可能性のあるライトコインは将来性のある仮想通貨として注目されています。
イーサリアムクラシック
イーサリアムをベースにより安全性を重視して開発された仮想通貨です。実はこの開発にはある事件が関わっています。
それはイーサリアムを利用したプロジェクトがハッキングされて数十億円相当の通貨が不正に送金されてしまうThe DAO事件と呼ばれるものです。
この事件をきっかけにより開発者たちは今後の対応で大きく二つに分かれました。そしてイーサリアムはプログラムを大きく書き換えなかったことにしました。
そしてイーサリアムの仮想通貨としていい面を引き継ぎさらに安全性を強化した仮想通貨としてイーサリアムクラシックが誕生しました。
ビットフライヤー(bitFlyer)のサービス
ビットフライヤーが取引量ともに利用者数No1を誇っているのには決して数十億円という資本金やセキリュティの高さだけではありません。
ビットフライヤーならではのお得なサービスや仮想通貨だからこそできるサービスなどあらゆるサービスを実施しています。
マイページ内バナー経由でビットコインがもらえる
ビットフライヤーに掲載されている広告を経由してインターネットのサービスを利用することによりビットコインをもらうことができます。もちろんビットフライヤーのアカウントを持っている方限定です。
経由できるサイトは有名企業の旅行サイトやネットショッピングなど予約や買い物をするついでにビットコインをもらうことができます。
さらに光回線の申し込みやクレジットカードの申し込みなども含まれているので日常でインターネットのサービスを利用する方は簡単にビットコインを貯めることができます。
仮想通貨や暗号通貨取引のニュースを配信している
このサービスは非会員の方も利用することができます。価格の変動に関わりそうなニュースや注目企業のニュースなど仮想通貨に関するニュースを数多く取り扱っています。
ビットコインで寄付ができる
ビットフライヤーはビットコインでの寄付活動に力を入れています。今までインターネットがない場所への寄付は時間や手間がかかっていましたが、ビットコインだからこそワンクリックで簡単に寄付することが可能になりました。
さらに手数料が1%しかかからないのでより多くの資金を提供することができます。そして募金活動により集まった金額や申し込み件数を公開しているので、どんな団体に注目が寄せられているのかなどの情報を得ることもできます。
クラウドファンディングができる
クラウドファンディングとはインターネットを通して不特定多数の人から資金などを集め支援してもらうことです。つまり資金がなくてアイディアやプロジェクトを実行できずにいる人がその内容に興味を持ってくれる人に協力してもらい資金を集めることができるサービスです。
これは一人の金額が少額でもたくさんの人から協力を得ることで大きな額が集められる仕組みになっています。
bitFlyer FXができる
FXとは少ない資金でもその15倍の額の取引ができる仕組みです。秒単位で価格が前後する外資と円の差額を利用して儲けを出す投資がビットコインでも可能です。
このような少ない額でも何倍もの金額を動かすことができるテコの原理をレバレッジといいます。しかしレバレッジは大きな利益を得ることができる可能性もありますがその逆に大きな損失をする可能性もあります。
つまりハイリスクハイリターンを求める人に嬉しいサービスです。
サービスの利用でビットコインがもらえるのがお得!
ビットフライヤーは数々の魅力的なインターネットのサービスとつながっています。そしてそのサービスを利用するだけでビットコインがもらえるなんてお得なサービスですよね。このサービスを知ってビットフライヤーを利用し始めた方は多いはずです。
例えばネットショッピングや広告を視聴するだけでポイントをもらうことができるので誰でも簡単にノーリスクでビットコインを所有することができます。仮想通貨の所有が初めてで不安な方やお試しで利用してみたい方にもぴったりです。
アカウントクラスでサービスのレベルが変わる
ビットフライヤーにはアカウントクラスが存在します。それはクラスによりできることが変わってくるので自分の仮想通貨の使用目的に合わせて変更しておく必要があります。もともとは6つのアカウントクラスが存在しました。それは本人確認などをすることでアカウントクラスをアップすることが可能でそれにより利用できるサービスも変わってきます。
ですが2017年5月以降に改正資金決済法の改正によりアカウントクラスを2つにしました。
アカウントクラスは2段階
現在では「ウォレットクラス」と「トレードクラス」の2つのアカウントクラスが存在します。そして初めてビットフライヤーで口座を開設するとウォレットクラスのアカウントになります。
<ウォレットクラスで出来ること>
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仮想通貨の預入・送付
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日本円の入出金
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メールによるビットコインの送付(bitwire)
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ビットコインによる取引(Lightning Futures)
ウォレットクラスはウォレットの文字通りお財布としての機能を利用することが出来ます。
<トレードクラスで出来ること>
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ウォレットクラスで出来ること全て
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仮想通貨の売買
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日本円によるビットコインの売買とビットコインによるイーサの売買(Lightning現物)
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最大15倍のレバレッジ取引(LightningFX)
さらにウォレットクラスでは制限のある送付額や決済額の上限が無くなります。そして投資目的で仮想通貨の利用を考えている方はトレードクラスへのアップグレートが必要になってきます。
その方法は4つの簡単な作業を行うだけです。
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本人情報の登録
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本人確認資料の提供
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取引目的の確認
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転送不要の書留郵便の受け取り
資産運用をする時はセキュリティに気を付ける事も大事
今後日常での使用がより可能になり今以上に私たちの身近なものになるはずの仮想通貨は、投資や送受金などの目的により使い方も様々です。ですがいくら実物がなくても私たちの大切な資産である事に違いはありません。
そこで重要なのが使用する取引所のセキュリティ対策です。ビットフライヤーでは使いやすさに加え強固なセキュリティに全力を尽くしています。
さらに公式ホームページでもセキュリティ情報を細かく公開しているので安心して利用できる人が増えています。