ここでは、フィデリティ証券の口座開設までの流れを説明していきます。
それだけでなく、口座開設の際に出てくる様々な専門用語の解説もしていきますので、初心者の方でも安心して口座開設ができるかと思います。
それではいってみましょう。
口座開設までの道のり
まず、フィデリティ証券の口座開設ができるページはこちらです。
(公式サイト→「口座開設」ボタンをクリック)
ここで見ても分かる通り、口座開設には2パターンあります。
この図のように、「オンライン口座開設」と「郵送での口座開設」があるのですが、一般的にはネットで申し込みした方が早く口座開設ができるので、そちらが好まれるようです。
もちろん、ネットでの申し込みだと個人情報がネットを通して漏れてしまうのでは?など気になる方は郵送の方が良いでしょう。
ただし、ネットで申し込んだ場合でもセキュリティは厳重にしておりますのでそこまで心配しなくても大丈夫かと思われます。
それでは、ここでは「オンライン口座開設」対象に説明していきますね。
特定・一般の種別について
まず最初に、会社側との契約書類を確認します。
その次に個人情報入力を求める画面が出てくるのですが、ここで専門用語が出てきます。それが、以下の「特定口座」についてです。
ここで、「特定」って何?という方は多いと思いますので、簡単に説明しますね。
特定とは、あなたが株取引をした際に得た利益を国に申告する(=確定申告)時、確定申告のやり方の自信がない、または忙しい場合は証券会社に「私の確定申告の書類を作ってください」と依頼することができます。
そういう意味での「特定」です。
そして、それだけでなく、証券会社に確定申告の手続きまで依頼することもできます。これが「源泉徴収あり」ということですね。
これを図にまとめると、こうなります。
ここでは、特に初心者には「特定・源泉徴収あり」をおすすめします。
上場企業検索
次にぶち当たるのがこの項目です。
ここではあなたの職業を聞いてきているのですが、その時にもしあなたがどこかの会社に勤務している場合、その会社が上場企業かどうかをチェックし、当てはまるところにチェックを入れなければなりません。
ここで、上場企業かどうか分からないという方のために、調べ方をお伝えします。
まず、Yahoo!ファイナンスを開きます。
ここでは、「アース製薬」が上場企業かどうかを調べます。するとこういう画面が出てきます。
ここでは、アース製薬が上場企業だったので、会社名の隣に4桁のコードが出てきていました。ちなみにこのコードは銘柄コードとも言われています。
そしてもしこれが上場企業でなかった場合は、こういう画面は出てきません。
このように、自分の会社が上場企業かどうか分からない場合は上記の方法でチェックしていきます。
個人情報書類を証券会社へ送る方法
そして最後には、個人情報書類(免許証やマイナンバーなど)を色々な方法で証券会社へ送る方法が示されています。
このように送る方法は3つあるのですが、「ブラウザでアップロード」と「FAXで送付」する方法が最短で口座開設が可能です。
ただし、ブラウザでアップロードする方法は個人情報をネット経由で送ることになるので不安、という方もいると思いますのでその場合はFAXで送付または郵送の方が良いでしょう。
ただし、FAXにしても、FAXがある部屋で作業をしている社員全員に丸見えになってしまいますし、また、誰が受け取るのかも分からないという不安がありますよね。
そのため、一概にこれがいいとは言えませんが、どちらにしても証券会社側はお客様のセキュリティを守るために心を砕いておられますので、どれを選んでも安心だと思います。
なので、それ以外は「早く開設したいかどうか」を基準に決めると良いと思いますよ。
それでは、ここまで入力したら最後にあなたが入力した個人情報などが全部出てきますので、それらを間違いがないか全て確認したあと、正式に申し込みましょう。
その後は証券会社から色々な書類が届きますので、例えば銀行口座番号を記入したり必要な個所に捺印したりなど指示に従って手続きしていきましょう。すると最後に、口座開設が完了したというお知らせが届きます。
ここまで来れば後はいよいよ株取引開始です。お疲れ様でした。